【起業家向け】シェアオフィスを利用する3つのメリット

シェアオフィス起業・独立

「都内に事務所を構えたいが、起業したてだと資金繰りがカツカツで毎月数十万も賃料なんて払えない!」という悩みは、おそらく全ての起業家が通ってきた道です。

ですが、そんな悩みを解決してくれるサービスがあります。

これから起業をされる方、もしくは事務所の移転を検討されているベンチャー企業経営者の方におすすめしたいのが『シェアオフィス』です。

シェアオフィスの多くは仕事場としてだけでなく、法人登記も可能となっています。

そのため、起業して最初のオフィスはシェアオフィスがおすすめです。

今回は、そのシェアオフィスをおすすめする理由を3つご紹介します。

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イニシャルコスト・ランニングコストを大幅に削減

シェアオフィスを利用する一番のメリットは、イニシャルコスト・ランニングコストを大幅に削減できることです。

イニシャルコスト(初期費用)の軽減

イニシャルコストとは、 新しく事業を開始する場合における備品等を導入してから実際に稼働するまでの間に必要となる初期費用のことです。

例えば、オフィスで必ず必要な備品の代表的なものといえばコピー機ですよね。

業務用のコピー機ともなれば、それなりの値段になるため、保証やサポートを兼ねたリース契約を結ぶのが一般的です。

自身でリース契約で行った場合、リース会社とやり取りし、費用の支払いから設置まで全て自分で行わなければなりません。

一方シェアオフィスだと、会員になると使用できるコピー機を設置しているところが多く、面倒なコピー機の維持・管理は全てシェアオフィスの運営会社に任せることができます。

コピー機だけではありません。

シュレッダーやWiFiなど、最初からビジネスに必要な設備は全てシェアオフィスに備わっており、余計な初期費用と手間を抑え、起業当初から仕事に集中することができます。

ランニングコスト(維持費)の軽減

ランニングコストとは、設備等を管理・運営して使い続けるために必要な維持費のことです。

上記で取り上げたコピー機についても、リース契約の場合は毎月数万円の維持費を支払わなければなりません。

ですがコピー機なんてまだかわいい方です。

最も大飯食らいの維持費といえば、事務所の賃料です。

駅から遠い地方などに事務所を構えるなら話は別ですが、駅近の都内に事務所を構えた場合、1ヶ月の賃料は10万を下りません。

一方シェアオフィスなら、自社で事務所構えるのに比べて月の維持費は半分以下になります。

シェアオフィスの月額料金は場所によってピンキリなので一概には言えませんが、それでも賃料の維持費が半分以下になるのはほぼ確実です。

個室ではなく他社と共有のコワーキングスペースで仕事をするという形にはなりますが、個室でなければできない仕事というのはほとんどありません。

どうしても個室で仕事がしたい場合は自宅か図書館に行けばよいので、この点はあまりデメリットにならないはずです。

雑用をする必要がなく、仕事に集中できる

どんな仕事でも、必ずやらなければならない雑用が存在します。

例えばコピー機の用紙・インクなど備品の補充、ゴミ箱やシュレッダーに細断されて溜まったゴミの回収、コーヒーを飲んだら食器洗いなど、日々様々な雑用が発生します。

これらの雑用で、あなたの貴重な時間が1日数十分単位で奪われてしまったら、社会的な損失です。

シェアオフィスなら、これらの雑用はオフィスの運営スタッフがやってくれるので、あなたの貴重な時間の損失を避けることができます。

特に、掃除をする必要がないことが大きなメリットの一つです。

掃除は日々意外と時間を取られる業務なので、これを社員ではない他の人にやってもらえるというのは、時間の節約として非常に助かることでしょう。

コミュニティの輪が広がる

シェアオフィスは、起業して日々奮闘している方や、新たな事業を考えている方たちが集まる場所です。

そんな方々と同じ環境で仕事をすれば、良い刺激になるかもしれませんよ。

興味深い仕事をしている方が居たら声をかけてみましょう。

きっと良い話が聞けるはずです。

このように、普段話すことのないような方と話す機会に出会えるのは、シェアオフィスの魅力の一つといえます。

ビジネスチャンス目的でシェアオフィスに入るのはおすすめしませんが、夢を持った様々な方の話を聞けるというのは、良い自己啓発になり、人脈にもつながるかもしれません。

仕事場としてだけでなく、コミュニティとしてもシェアオフィスを活用し、自分のためになる情報を1つでも多く収集しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、シェアオフィスの魅力を3つに分けて紹介させていただきました。

コストパフォーマンスが非常に優れていますので、最初のオフィスとしては有力候補となることでしょう。

シェアオフィスは個室ではなく共有スペースで仕事をするという新たな働き方です。

近年、ノマドワークやテレワークといった働き方が話題となっていますが、そのきっかけとなったのがシェアオフィスです。

新しいビジネスを、新しい働き方で始めるなら、シェアオフィスを検討されることをおすすめします。

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